
『スワイショウ』は、私がおすすめする運動の中で一番ゆるい運動です。
何をやっても続かない方、これなら習慣化できますよ!
こんにちは、なつねこです。
太極拳を習っていたときの準備体操で必ずやっていた『スワイショウ』という運動があります。
残念ながら私の周りで『スワイショウ』を知っている人はほとんどいません。
しかし、こんなに簡単な運動は無いので、運動が苦手な方にぜひ知ってほしいと思います。
『スワイショウ』について日本一簡単に説明します
- 漢字で書くと→「甩手」
- 意味→手を放り投げる、ほったらかす、振る
- 中国禅僧の初祖、菩提達磨(ぼだいだるま)の「易筋経(えききんきょう)」のなかに記されている
- 易筋経とは「易」変える、「筋」筋肉関節、「経」方法、つまり「弱った身体を健康にする気功法」
- 約1500年前に、体が弱い少林寺の僧侶に伝授したもの
- 菩提達磨はその後、なんと150歳まで生きた!
こんなに昔から受け継がれてきた『スワイショウ』。
次は驚きの効果についてご紹介します。
こんなにあった『スワイショウ』の効果!もうやるしかない

肩こり・腰痛
全身を使うので、血行が良くなる
繰り返し運動で、体幹が鍛えられる
肩甲骨まわりが動くので、肩こりの人はたまらなく気持ちがいいい
腰まわりの筋肉を鍛え、腰痛を改善・予防する
消化不良・便秘解消
ひねり運動で内臓が刺激される
胃の位置が正常になり、腸も動かすので便秘の解消にも効果がある
冷え性・生理痛・高血圧
血の流れが滞ることによっておこる「瘀血(おけつ)」を改善
骨盤内の血流が良くなり、生理痛も楽になる
繰り返し運動でのリラックスも加わり、高血圧にも効果が出ている
気を高め・免疫力UP
「血は気の母なり」という言葉がある
意味→「血は気の栄養素となる」
「病は気から」と言われる通り、気を高めると風邪をひきにくくなる
免疫力を上げて、強い身体ができる
セロトニンで心が安定・瞑想が苦手な方に
リズム運動(スワイショウ、歩行運動、咀嚼運動、呼吸運動、グルーミングなど)により「セロトニン」という、日中必要なハッピーホルモンが作られる
睡眠に必要な「メラトニン」の材料でもある
瞑想が苦手な人も、スワイショウで「セロトニン」を作ることができる
簡単な運動『スワイショウ』のおさえるべきポイントとは

- 脚を肩幅に開く(ひざは伸ばさないで、少しゆるめて)
- 腕の力を抜いて、左右に振る
たったこれだけです。ただし、慣れてきたら意識して欲しいポイントがあります。
腕から動かさず、骨盤が動いてあとから腕がついてくるイメージで
テンポは秒針より遅めで、ゆったりと気持ちのいい速さで(私は♩=50)
↓動画で見たい方は、こちらがわかりやすくてオススメです↓
まとめ

今日は『スワイショウ』についてご紹介しました。
①スワイショウとは ②驚きの効果 ③やり方とポイント
これを知ってしまったら、今日からやるしかないですね!
朝一番の運動に、寝る前のリラックスに、ぜひ取り入れてみませんか?
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